秘境 ガーフダール環礁




秘境 ガーフダール環礁:


我々GT Fishers Maldives部隊は2012年7月末に7日間の赤道付近、モルディブ南部に位置するガーフダール環礁釣行を敢行しました。1月、3月と北部のヌーヌ環礁をベースに周辺環礁を探り、多くのGTゲットし良い感触を得た後でしたが、多くの人達がより北へとの興味を示す中、我々は敢えて南部へのExpedition釣行を行うことにしました。まず結果から言うと、満月/新月でも無い潮にも関わらず爆釣状態、1日40-50のバイト(一人で)、GTだけで1日で二桁も、サイズも最大自己ベスト48㌔を含む40㌔超が3本、正味6.5日の釣行でGTだけでも30本以上出して、ブルーフィントレバリー、キハダマグロ、サメ、ナポレオンフィッシュ、グルーパー、レッドスナッパー、などの外道も含めるとその軽く倍は! これだけ釣ると流石にラインなどもダメージが出てきたのか、今回はかなり多くのラインカットを経験して、視認しただけでも明らかにオーバー50㌔が数匹ロスっています。 私はGT始めて1年半のまだまだ修行の身で、今回は本当に多くの魚をばらしてしまいました。 業界でも有名な経験者、エクスパートの方々だったら最低でも50㌔オーバー数匹、40㌔オーバーも倍は取っていたでしょう。 ただ、たまにキャプテンのモハメッドがちょこっと投げる以外はずっと一人で6日半、1日平均10時間兎に角ランチブレーク以外は投げ続けました! ともかく、この活性、サイズ、数、スレて無い度、どれをとっても現在ホットなクリスマス島、ニューカレドニアなどと引けを取らない釣りが抜群のアクセスで出来ることが確認出来たのが最大の収穫で、既に次の釣行の計画に入っていて、予約を入れたクリスマス島はキャンセルしました。(クリスマス島は月曜発の11日間、サラリーマンには兎に角キツイ、ニューカレドニアは1日2000㌦程度と兎に角高い!)


ガーフダール環礁へは、首都マーレから国内航空便にて340㌔離れたKaadedhdhoo空港にプロペラ機にて1時間弱の航路となる。1日5便飛んでいて、最終便は23時ごろなので日本からマーレに飛んで、元気さえあればそのまま乗り継いで同日中に移動が出来ます。帰りも、シンガポール航空、マレーシア航空などだったら最終日も終日釣りをしてからマーレに飛んで、そのまま帰国便にトランジットが可能なのも大きい。片や、これまでのフィッシングサファリでのドーニであれば釣りを一切せずに移動しても3日弱掛かる場所で、今回スピードボートは事前に移動してもらっていたが、それでも海が穏やかな中、燃費の良いエンジン回転数で移動して計8時間強掛かかりました。帰りはちょっと海が荒れたこともあり20%プラス位かかったと帰国後に報告を受けました。


と言う事もあり、モルディブファン遠征派も北に関心がある中、南のここまでの遠方は中々来ることもなく、余り釣り荒れていないのではないかとの仮説の上でのガーフダール環礁釣行の決定だった。前回、我々のスタッフが所有船ドーニのHariyana号にてこちらまで来た際は、一ヶ月フランス人家族がチャーターをして南部をすべて回った際に同行したものだったが、こちらはダイバー家族でフィッシングは手付かずだったとか(その家族の娘さんたちの写真がフェースブック掲載中!)。 最近はリゾート開発が結構進んでいて、4-5つのリゾートが中級から最高級のものまで揃っており、我々のようにリゾートライフ不要で兎に角フィッシング、宿は寝るだけであればゲストハウスも出来てきていて、1室5千円(二人割ならその半分)で泊まることが出来て、その様なゲストハウスはリゾートと違い現地の人達が住んでいるところにあることから、普通では垣間見られないモルディブの現地の人達の生活も見えて、英語さえ出来れば交流も出来ます。モルディブの英語教育はしっかりしていて、中学生あたりならしっかり英語で会話が成り立つ。ゲストハウス、とは言えどもまっさらの新築で衛星テレビもエアコン、シャワー、キッチン、リビングルームなど結構な設備が揃っていて、スタッフの方々も親切そのもの。パラオなんかの中途半端なホテルなんかよりもずっとラグジャリーです。勿論、奥さんはリゾートでSPAをエンジョイして、自分は若しくは野郎どもは2-3日フィッシングチャーターなんてのもアリかと。ちょうどそんなロシア人夫婦三組のチャーターの調整を一昨日までやってました。(ちなみに、日本の旅行代理店や、オンラインエージェンシーが一番安いとは限らないので、もし来ると決めたら問合せ下さい。今回のロジア人三組はBooking.comに比べて三割引の価格がモルディブ現地でお友達価格にてオファーしてもらえました:300→200㌦)。ちなみに、オンラインでチェックした中ではロビンソンが一番リーズナブルな価格設定で、お隣のデュバイ資本のジュメイラなどは桁が一つ上の設定です。新たなリゾートも近々出来上がる様で、これも要チェックです。


ガーフダール環礁は、隣のガーフアリフ環礁と一体になっており(正直海に出ているとどこか境界線か全く分からない…)、モルディブで最大の環礁となっている。キハダマグロ漁で有名な場所で、インナーリーフも最深部70-80メートルもあり、他の環礁の30-40メートルよりも深く、アウターリーフと共にこのインナーリーフでキハダマグロ漁が盛んに行われている。 キハダマグロがあまりに豊富なために商業漁業では他の魚はまるっきりターゲットと成っていないため、GTを含むレッドスナッパー、グルーパーなども漁で取られていないことも結果的には幸いしているようだ。今回は6.5日、一日平均10時間もの時間を取って兎に角広くポイントを探る事を目的として釣行を敢行したものの、ガーフダール環礁・ガーフアリフ環礁あまりにもデカく、アウターリーフだけでも全てを周りきれ無いまま終わってしまった。1・3月のヌーヌ環礁釣行ではアウターリーフはかなりフィッシングサファリでたたかれて釣り荒れてしまい、ドーニではアプローチを出来ずらいインナーリーフを中心に細かく攻めて大きな成功を得た。 しかし、ガーフダール環礁ではアウターリーフも全然たたかれておらず、投げれば投げるほど出てきて、潮が良い時には正に1投1バイトなんてことも集中的に起こることもしばしば。ポイントによっての良し悪しよりかは、潮の状況の方が魚の活性に営業があり、上げ潮時の外海からインナーリーフへリーフエッジに潮が入り込む際の時間帯が毎日『テッパン』であった。 これが、新月又は満月の大潮近辺の日程だったらもっとスゴイことに成っていただろうと思うと、この週にしか休みが取れなかった事が非常に悔やまれた(まあ、一般のビジネスは潮回りに合わせて起こっているわけではないのでしょうがないが・‥)。 ただ、満潮の潮止まりでもスーパーシャローでは結構なバイトがあり、下手に巨大グルーパーなどが掛かってしまうと、一気に数十メーターラインをドラグからかっさらって珊瑚の根に潜ってしまい、これで幾つかのお気に入りのアワビ貼りルアーを無くしてしまった。今回、キャプテンも含めて10個近くロスして、十数万の損失!これはちょっと痛かった。


さて、潮止まり、それはそれで楽しみ方は有ることを今回は発見。ガーフダール環礁、こちらは兎に角キハダマグロのメッカ、ジギングでキハダを始めとする大物がガンガン出て来ます。ここは、正直魚探を使い倒す以前の状態でリーフエッジ近辺でちょっと水深のあるところでジグを落とすと入れ食い状態でした。ゲストハウスなどで泊まっていれば、キッチンもあれば、バーベキューなどもしてくれたりするので、釣れたキハダの食べ方はお刺身から(わさびは日本から持ち込んで下さい、醤油もこだわりがあればご自身で)、モルジブ若しくはガーフダール固有のレシピーでの料理も楽しめます。6.5日投げ、ファイトし続けて一日辺り軽く千キロカロリー位は燃焼していたはずが、体重は変わっていませんでした!(胸囲と腕周りはまた一回りデカくなって、最近はゴリラのような体型になってしまっていますが)。日本の方には好き嫌いがあるかと思いますが、仕事でインド渡航歴50回を超える私にはすんなり楽しめる味でイッパイでした。

キハダのお楽しみはジギングだけには限られません。これだけ釣りをしていると、結構な比率で見たこともないナブラが分かります。モルディブ人、流石海洋民族、私が認知するずっと前から遠距離に多分視力5.0位の力で見極めてくれます。ここで、5ノットのドーニとは違い、400馬力のスピードボートが生きてきます。 ナブラを見つけたら即座に移動をしてキャストを出来るところまでアプローチをします。 そこには、数百若しくは数千の鳥とベイトフィッシュ、それを追ったキハダマグロの軍団、そこでのハントで出てきたブラッドの匂いを追ってシャークの軍団も混じって数百匹のキハダとシャークが入り乱れて狂ったように跳ねまわってハントをします。そこにルアーを投げ込むと、もうこれは1投数バイトが必須で起こってくる世界、何が掛かるかは神のみが知る世界。これが起こっている間はルアーが何かなんてのは全然関係なく、15000円のアワビペンシルだろうが、1000円の中国製なんちゃってルアーだろうが、見るものを全てアタックしてくる世界になります。 そんな巨大ナブラに遭遇した三日目、私が最初にかけたのがドデカイ鮫で、最後に鋭い歯で取り込み寸前にショックリーダーを切られて、ルアーロスト。直ぐに、他のロッドを掴んで投げ込んで次に掛けたのがこれまたドデカイキハダで、その後上げた48キロのGTより数倍の引きが有ったので70㌔位有ったのではと思われるのを掛けて10分くらいファイトしてようやくよってきたかと思ったその瞬間リーダーが切れてブレーク、キャプテンのモハメッドと共に兎に角投げて、ファイトを繰り返して10㌔弱を数匹ゲット、ロスったルアーはここだけで7個(内アワビ4個)、1000㌦強の損失!でも、この経験は金では買えないものなので、後悔なし! でも、次回はこんな状況も最初から想定して1-2ロッドに安い量産ルアーをつけて用意しておくのも手かと思います。 今回は、4本用意して、基本ポッパー日本で大小一本づつ、他二本でペンシルがダートベイト/ガンマとダイビングペンシル、アワビの自信と実績の有るやつをつけてあったので、高くつきました。。。


ここまで書いて、またフェースブック上にて写真とビデオをアップしてあるのでどれだけこのガーフダール環礁がホットかは理解していただけたかと思います。現在、我々は首都であるマーレ近辺をベースとしてモルディブ全体をカバーする形を取っているので、今回のガーフダール環礁、若しくは最北端であるハーアリフ環礁などに行くとなるとかなりの費用が掛かる想定があります。というのも、私自身始めて400馬力のスピードボートを所持するという経験を今始めています。そこで、スピードボートの燃料費がどんなに馬鹿高いかがようやく分かりました。この原油高の世界で二本でさえV8のマスタングを乗り続けていることからも分かるように、全然気にしていなかったのですが、スピードボートの燃料費がアンチ・エコ的な車でさえ比較にならないような燃料が掛かることが初めて分かりました。今回ガーフダール環礁往復の340㌔X2=640㌔(帰りは海が荒れて往路に比べて掛かった)ことに関して、往復の移動燃料費用が1,900リットル掛かり、ガーフダールでの燃料費は首都マーレから遠方であることから2割程単価が高いことも分かり、2300㌦ほどが掛かり、また船外機のオイル交換はほぼ100時間毎に帰る必要があり今回は往復と毎日の移動があり、途中でオイル交換したらそれが200㌦(車の3-4倍)掛かり、大体それが2500㌦ほどがガーフダール往復に掛かりました。 なので、ガーフダール遠征がコストがかかることは分かって頂けると思いますが、年中とは行かないものの、年の2-3ヶ月ほどガーフダールをベースにすることも考えられるとも思い始めました。そうすれば、その間に来ていただいた方には遠征費をそれぞれ頂かずに済むとの計算も出来て、その辺に関して未だ我々はどうプログラムを組むかは意思決定をしていませんが、今回のこちらのコンテンツを見て頂いてフィードバックを頂いてどうすればお客様の一番の利益になるかを判断できればと思っています。その為にはキャプテンとガイド共にガーフダールにその間常駐するために追加費用はかかりますが、より安くこの秘境へのアクセスが有ることがモルディブのGTフィッシングの魅力回復に繋がるのであればやり方はいくらでもあります。お客様のフィードバックをお聞き出来れば、できる限りそれを可能にするためのプログラム作りをしたいと思っています。




モルディブマップとガーフダール環礁の位置





ガーフダール環礁の地図





キャプテン モハメッドの41.5㌔ 動画はこちら





今回の最大48㌔ 写真の取り方はもう少し修行が必要ですね。facebookはこちら





40㌔オーバーもう一本! 写真としてはこれが一番きれいですね!





色鮮やかなブルーフィントレバリー、型はGTにはかなわないものの美しさにはこちらに軍配!facebookはこちら





キハダも!直前には70㌔級もラインカット…





ナポレオンフィッシュ、珍しく出てきましたが、これは保護種で直ぐにリリースしなければなりません。